あなたにも作れる!一生もののパン!

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パン作り

一生もののレシピ「塩バタープチパン」

パン作りの基本が詰まったパン

「ウメの」お試しレッスンでご紹介しているパン。
塩バタープチパン
このパンには基本が詰まっています。

パン作りはお菓子作りほど材料は必要ないので(パンによりますが、私が作るパンは基本シンプルです。)計量はさほど大変ではありませんが、
まず、初心者さんの前に立ちはだかる壁が捏ねだと思います。
私もパン作りを始めた頃はこの、捏ねの作業が嫌で「捏ねないパン」と言うワードを見つけては飛びついていました(笑)

なぜ嫌だったのかを思い出してみると、
①捏ねる場所と捏ね台が無い。
②難しい水分たっぷりの生地を選んでいた。
この2点だったんじゃないかな~と思います。
まず①の問題をクリアするにはとにかく場所を確保して自分に合った捏ね台を購入する!
これに限ります。
おすすめ捏ね台はこちらに記載しています!
捏ね台以外もやはり使いやすい道具はパン作りを楽にします♪

次に②の水分問題。
いつからか高加水の生地が普通になっていますが、初心者さんには向いていません。
パン作りに慣れていても、その生地を焼き上げるオーブンがないと難しいです。
家庭製パンには家庭製パンにある程度向いている生地作りがあると私は思います。

塩バタープチパンの生地の固さ(水分を入れた後)はこの位です。
比較的捏ねやすい水分量にしています。
ボールの中で粉類と水分を合わせた後、台に出してしっかり捏ねていきます。

どのくらいまで捏ねるかはパンによって違います。
「ウメの」の作り方動画では必ずグルテン膜チェックをしています。
グルテンとは、
小麦粉に水を加えて捏ねる事で出来る成分の事。
小麦粉には「グルテニン」と「グリアジン」と言う2種類のたんぱく質が含まれていて、
捏ねる事で絡み合いグルテンに変化します。

グルテン膜チェックとはどのくらい生地がつながっているか見るためのものです。
しっかりと膨らませたいパンはこの膜をしっかりつくる必要がありますし、
パンによっては繋げすぎない事もあります。
どんなパンにしたいか想像することが大切ですね!

塩バタープチパンのグルテン膜はこのくらいです。
生地が伸びないで切れてしまう場合はもう少し捏ねます。

ぼそぼそだった生地がこのようにツルンと綺麗にまとまると良いですね!
パン作りをやっているとこの生地を見てみんなで「可愛い~!」と言います(笑)

捏ね上がったら発酵用タッパーに入れてゆっくり待ちます。
ここでゆっくり待ち、きちんと発酵を取る事が大切です♪

パン作りって基本的に待ち時間がほとんど。
いかに自分のライフスタイルに上手く組み込めるかなんですよね!
一度組み込めたら後は隙間時間にほんの少し作業するだけです。
レッスンを通して、作り方だけでなく、この辺りも皆様にしっかりお伝えして、
パン作りの楽しさに目覚めてもらえたら嬉しいな~と思います。

タッパーに入れた生地がしっかり膨らんだら、切り分けて休めて丸めて、
最後の発酵を♪ここまでくると、もうワクワクしかないですね!

焼き立ての香りを楽しみ、焼き立てを食べられる!
これはもう作った人にしか味わえない特権です♪

私も初めてパン教室でパンを捏ね、焼いた時は恐ろしく感動しました。
その後、ハマればハマる程、??がいっぱいになりそれを一つずつ自分なりに勉強し、
答えを出してきました。あの頃は沢山の先生にお世話になりました。
私もあの頃の先生達の様に、
皆さまのお役に立てたら嬉しいな~と思います。

一度作れるようになれば一生もののレシピです。
仕事柄、色々なパンのレシピを考えますがいつものパンってこんなパンだと思います♪

この記事の著者

ume_no

1977年8月30日生まれ。幼い頃から何かを作る事が大好きで、働きながら数年間通ったレコールバンタンでパン作りに触れ、その面白さの虜になりました。卒業後も様々な教室でパン作りを学び、
天然酵母パン教室yuchipanを経て,
お米由来の酵母と和食材を使ったパン教室『 ウメの』を開業し現在に至る。

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