パンの食感は何で決まるのか?

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パンは「もっちり」が全て?

どんな食感のパンが作りたい?

皆様はパンと聞くと、どんな食感を思い浮かべますか?
おそらく一番多いのは「もっちり」食感なんじゃないかな?と思います。
パンのコマーシャルでも、もっちり食感のパン、、なんて言うのも良く聞きますし、何より日本人の好きな食感なんですよね!もちろん私も大好きです。

ただ、どんなパンでももっちりになれば美味しい訳ではありません(笑)
最近の私はどちらかと言うと、口どけの良い、歯切れの良いパンを好みます。

パン作りってとても面白くて、沢山材料を揃えなくても。
「もっちり」「歯切れ良い」「口どけの良い」「ざっくり」など作りたい食感のパンが作れるのです。例えば、食パン一つ取っても、色々な食感のものがあります。沢山のお店から自分好みの物を探すのも良いですが、それをサクッと作れたらとても楽しいと思いませんか?
日常的に食べるパンほど是非、ご自身で作って欲しいな~と思います。
ごはんを炊いたり、味噌汁を作るようにはいかないかもしれませんが、お休みの日にでもまとめて作っておくと平日の朝ごはんがとても豊かになると思います!
パン作りは確かに時間がかかりますが作業しているのはびっくりするほど短いです。
発酵、熟成と言う大仕事を私たちはほんの少し手伝うだけなんです♪

自分好みの食感のパンを作る

では、全てを説明するのは難しいですが、
ひとつ例に出して、『歯切れの良いパンを作るにはどうしたらいいのか?』
これについて考えて行きたいと思います。

①粉選び
②捏ね方
③油脂を入れるタイミング

この3つがポイントになってきます。
まず①の粉選び、グルテンのつながりが強くならないような粉を選んだり、粉の一部を置き換えたりします。②は捏ね方、しっかり捏ねれば捏ねるほどグルテンのつながりは強くなり、どちらかと言うともっちり寄りに近づきます。
③油脂はグルテンのつながりを阻害するので、それを利用していきます。

中々、文字だけ見ていても難しいですね。
この辺りは理論と実習です!頭で理解して、パンを作りながら、食べて「なるほど~!」と思ってもらうのが一番勉強になります。

「ウメの」お試しレッスンのサンドイッチ用ソフトバケット

「ウメの」お試しレッスンでご紹介している
サンドイッチ用ソフトバケット。
こちらのパンは、もっちりではなく歯切れ良い食感のパンになっています。
今回書いた事を意識しながら作っていただくと面白いと思います!

サンドイッチにするパンって固すぎても、もっちりすぎても食べにくいんですよね。
特に具材をたっぷり挟むようなサンドイッチは、一口食べて
具材が全部出てきてしまいパンだけ残ったら悲しいですよね(笑)
そうならないように工夫したパンです♪

又、本気のバゲットを作ろうと思うと、最高に難しい上級者向けのパンになるのですが、
こちらでご紹介しているのは比較的簡単に作れるソフトバケットです。
いつかはバゲットを作りたいな~と思っている方にもおすすめのアイテムです。

パンが焼けたら是非、美味しいサンドイッチに仕立ててお楽しみくださいね!

簡単プルドポークサンド

こちらも簡単に作れるサルシッチャ!

私が作るパンはほとんどがシンプルなものです。
毎日の食事として食べてもらいたいと言う気持ちが強いからです。
だからこそ気軽にパン作りを楽しんでもらいたい♪

パンが作りやすい季節になっています。
一緒に楽しみましょう!

この記事の著者

ume_no

1977年8月30日生まれ。幼い頃から何かを作る事が大好きで、働きながら数年間通ったレコールバンタンでパン作りに触れ、その面白さの虜になりました。卒業後も様々な教室でパン作りを学び、
天然酵母パン教室yuchipanを経て,
お米由来の酵母と和食材を使ったパン教室『 ウメの』を開業し現在に至る。

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