【地粉を使いこなす】埼玉和麦ハナマンテンのご紹介!
埼玉和麦「ハナマンテン」って?
埼玉県は昔から小麦が盛んに食べられていて、
その生産量は全国で5位と上位にあるようなんですが
埼玉県で育てられていた小麦はほとんどが中力粉で(だからうどん屋さんが多いのかな)
強力粉にあたる有力品種の小麦はありませんでした。
長野県で育成されていた「ハナマンテン」
埼玉県にも強力小麦を!
前田食品が働きかけ、平成19年産から埼玉県坂戸市で栽培が始まったようです。
ハナマンテンの特徴
埼玉を愛する「ウメの」としては、
この小麦を使ってみたい!とずっと思っていました。
ただ、中々扱いが難しいと聞いていたので、
何となくいつか、、になっていましたが、ついに手を出しました。
特徴としては、
タンパク量が少ない。
グルテンがつながりにくくあまり膨らまない。
吸水に時間がかかる。
そのかわりくちどけが良くてさくみのあるパンが焼きあがる。
色々調べていると、どうやらホシノ天然酵母と相性がいいらしい!
それなら「ウメの」がやらないと!ですよね。
ハナマンテンの特徴をいかす
特徴をいかす。
文字にするのは簡単ですが、これが中々難しい。
最初は自分の作りたいパンを作っていましたが、
どうにも上手くいかない(汗)
食べきれない冷凍パンがどんどん増えていく中、もう諦めようかなと思いましたが、
生徒様からヒントをいただき、もう一度組み立て直して考え
ようやく、そこだったか~!と言うポイントを見つけました。
まだまだ試したいことはあるのですが、
ひとまずスタートラインに立てたような、そんな気分です。

いつもは違う粉で作っているお味噌のかんぱーにゅ
こちらをハナマンテンで作るとめちゃくちゃ美味しい!
ホント、泣きながら食べました(笑)

粉をいくつも持つのはあまり現実的ではない、と思っているので
普段は決まった粉を使いますが、
ハナマンテンだけは別。
埼玉県民として地粉を使いこなせるようにこれからも研究します。