【ハード系パン作り上達への道】まずはカンパーニュから!
リクエストレッスンが終了しました。
8月最終週にリクエストレッスンを開催しました。
日程が限られていた為、
キャンセル待ちをしていただきながらご案内できなかった皆様に申し訳ない気持ちです。
また、いつか開催しますのでその時にお気持ちが合えば是非!
4月にオンラインレッスンでご紹介したパンですが、
今回は作りやすく分割数を変え、夏バージョンでお伝えしました。
パンはレシピ通りにはいかない部分が多いです。
だから難しくて面白い。一生の趣味になると思っています。
今回は特に夏の復温、ベンチタイム、発酵方法について。
冬の寒い雪が降るような乾燥の季節と、
夏の暑くて湿気もたっぷりの季節では、当然パン生地の状態が違います。
その状況で扱いを同じにして、良いパンが焼けるわけはありませんね。
ハード系は難しい
ハード系のパン作りは難しい。
私も、まだまだ勉強中。
暑い夏も、寒い冬もとにかく焼いています。
レッスンでも、ソフト系のパンは皆さまの分も、私が作った分も、
だいたい同じように焼きあがりますが、
ハード系は中々そうもいかず、私も毎回ドキドキです。
レッスンにお越しくださる皆さまも、それぞれ課題を持っていらしてくださっています。
その中でもとりわけ多いのが
「クープ問題」
でもポイントはクープだけじゃないんです。
むしろ、クープより大切な事がいっぱいあるんです。
ハード系のポイント
私が考える、ハード系のパン作りのポイントを書きたいと思います。
①よく伸びるしなやかな生地を作る。
②適正に一次発酵を取る。
③成形に合わせたタッパー、分割丸めをする。
④触りすぎないように成型する。
⑤最終発酵の緩みを見る。
⑥オーブンの使い方。
はい、ほぼ全部です(笑)
レッスンでは、皆さま「クープが苦手」
とおっしゃる方が多いです。確かに柔らかい生地にスッと綺麗なクープを入れるのは
難しいです。
ただ、今回の対面レッスンでは皆さま個々で課題はあるかもしれませんが、
しっかりクープが開いた美味しそうなカンパーニュが焼きあがりました。
これは、クープ以外できちんとリカバリーできるように作業をしているからです。
クープが全てではないのです。
でも、皆さまのクープ問題も解決したいので、
今回、私なりにどうしたら上手くお伝えできるかなと沢山考えました。
「○○○切り」 を考案(笑)
対面レッスンへご参加くださった方は覚えたくれましたか?
オンラインレッスンでもハード系のパン作りの時に詳しく解説しますね!
シンプルなパンは食べ方を楽しむ!
対面レッスンのお楽しみ。試食タイム!
シンプルなパンはお食事に合わせたり、サンドイッチにしたり、
おやつにもなります。
私もお料理は得意な方ではありませんが、頑張って食べ方のご紹介を出来るように
いつもアンテナを張っています。

今回は、まずはプレーンでそのままのお味を。
次に海苔&チーズ。こちら皆様にとても好評でした。
ポイントは海苔とチーズをつなぐ食材です♪
そして、定番の餡バター!
最近はやりのパン飲みができるね!と楽しいお喋りタイム。
夫も海苔チーズの組み合わせが気に入り「パン飲み」を検索していました。
おじさんにはわからない単語のようです。(笑)

この日は、美味しいパンの差し入れもいただきましたので、
皆様と一緒に楽しませていただきました。
手前のパンは麹のパン
独特の食感と香りでめちゃくちゃ美味しかったです!
「こんなパンが焼きたい。」
この気持ちが私のパン作りの原動力なので、
そんなパンに出会えてとっても嬉しいです。
まとめ
「ハード系のパン作り上達への道」
何か一つ頑張れば良いと言うわけではない。
逆に何か一つ上手くいかなくても他でリカバリーが出来て
毎回80点くらいを目指し、たまに100点!のパンが焼けた時に
なぜ100 点のパンが焼きあがったのか、
きちんと言えるようにいつもパン生地と対話しながら作業をする。
これが、今の私が思うハード系のパン作り上達への道です。
でも楽しく作り、美味しく食べる事が一番!
だからこその80点なんです。
