シュトーレンの歴史を知り美味しく食べよう!|ただ食べるだけじゃもったいない!

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パン作り

シュトーレンとは?|深堀しよう!

シュトーレンとは?

12月のumenoレッスンで登場する「シュトレン」
皆様、よくご存じかと思いますが一度、私も確認を兼ねてまとめておきたいと思います。

シュトーレンを最初に食べたのはいつですか?
私は子供の頃、いつも行くスーパーに入っているパン屋さんで
試食になっていた物を妹と食べたのが最初だったと記憶しています。
その頃はただ甘くて美味しい。と言う感覚しかなかったのですが、
スーパーに行く度に試食していました(笑)すみません。
懐かしい、とても大切な思い出です。

シュトーレンとは?

「シュトーレン」又は「シュトレン」(Stollen)はドイツ発祥の伝統的な発酵菓子で、
主にクリスマスの時期に食べられます。
クリスマスを待ち望むアドベント時期に、
家族や友人と日々の味の変化を楽しみながらいただく、特別な伝統菓子です。

まず、「シュトーレン」と「シュトレン」どちらが正しいの?
問題。ドイツの本来の発音に近いのは「シュトレン」ですが、
日本では「シュトーレン」という呼び方が一般的になっています。
どちらの表記でも問題ないそうです。
私も「シュトーレン」の方が言いやすいかな?と思っています。

シュトーレンは南ドイツのバイエルン州でついた名称とのことです。
バイエルンでは、昔から丸い大きなパンを「ライプ」と呼ぶのに対して、
楕円形の大きなパンを「シュトレン」と呼んでいるそうです。
シュトーレンは今でこそドライフルーツやバターがたっぷり入る発酵菓子ですが、
昔は素朴なパンのようなものでした。
20世紀になって人々の生活が豊かになって初めて、
シュトーレンは現在のようなリッチな配合になり家庭でも焼かれるようになったそうです。

そうだったんだ~!!って感じですね♪
学生の頃、歴史の授業なんて全然好きじゃなかったけど(汗)
パンの歴史はおもしろい!!

私が読んでいる本には、おばあちゃんが9月頃から、材料を集め始めて
アーモンドをゆでて皮をむいてアーモンドプードルにしたり、
レモンピールをブランデーにつけて準備をし、生地を作り、
焼くのはパン屋さんの大きな窯で焼いてもらって、
焼きあがったら家族総出で、お家の地下室に移動、保存をして、
2日に一度おばあちゃんが溶かしバターを塗り、クリスマスが近くなると
粉糖をたっぷりふりかけて家族で食べていたというお話が載っていました。
今、同じ事をするのは中々難しいですが、歴史を知りながら
作り、食べる事はとても楽しいですね。

シュトーレンはいつ食べる?

シュトーレンはドイツではクリスマスに食べるだけでなく、
クリスマスを待ちながら祝うアドベントの時期にも食べられます。
私のイメージは後者です。

日にちが経つごとに味が馴染み、美味しくなります。
その変化を楽しみながら少しずついただく時間ってとても素敵だな~
と思います。

ここで、いつ食べるかは自由だとしても、
食べ方はきちんとおさえていただきたいポイントです。
シュトーレンをカットする時は必ず真ん中からカットします。
スライス後、切り口をまた合わせてラップにしっかり包んで保管です。
私はシュトーレンに限らず、普通の大型のパンもこのように食べています。
大切なシュトーレン、最後まで美味しく食べる為に是非、参考にしてください。

日持ちについて

これは、中々難しい問題です。
お店で買ってきたものは、そのお店の方がおっしゃる期間ですが、
手作りの場合は、どのように作ったかがかなり関係してきます。
どうしても、手作りになるとお砂糖を控えたい、バターを控えたい、
と言う思いが出てくるのですが、、
その思いまま作ると、当然日持ちはしません。
私のレシピは極端に砂糖やバターは減らしていません。
ただ、パン屋さんではなく、「家庭で作れる」
と言う部分も忘れてはいけないポイントなので、その辺りも考えたレシピと
日持ちになっています。保管方法や食べ方もレッスンでお伝えしたいと思っています。

まとめ|シュトーレンも多様化

今は王道のシュトーレンの他に、チョコレート味や、抹茶味など、
様々なタイプのものがありますね!
シュトーレンスコーンなんかも見かけます。
ご家族の好みやライフスタイルに合わせて
この時期からクリスマスの事を考えて準備を始めるのも楽しいものです♪

umenoでも2021年にシュトーレンのレッスンを開催しましたが、
4年ぶりに復活します!
今年は『優しさ』をテーマにしたシュトーレン。
沢山の方にお伝え出来たら嬉しいです。

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