シュトーレン|フルーツ洋酒漬けウメの流
シュトーレンには欠かせない フルーツ洋酒漬け
皆さま、シュトーレンと言えば、どんな物を思い浮かべますか?
今は様々なタイプのシュトーレンがあります。
チョコレート味、抹茶味、紅茶味、、などなど
ここに書ききれないほどバリエーションがあると思います。
色々ありますが、私はやっぱり定番のフルーツ洋酒漬けがたっぷり入ったものが
好きです。
今日はこの「フルーツ洋酒漬け」について書きたいと思います。
シュトーレンフルーツ洋酒漬け|いつ頃から入るようになったの?
以前の記事でシュトーレンは昔は素朴な楕円形のパンのようなものでした。
とお話ししましたが、
ではいつ頃から今のようなフルーツ洋酒漬けが入るようになったのでしょうか?
答えは、、はっきりはわかっていないようです。
ドレスデンの北西75㎞に位置するトルガウのパン職人ハインリッヒ ドラスドが、
シュトーレンにドライフルーツやアーモンドを入れる方法を思いついたと言われたりもしますが、
噂止まりのようです。どちらにしても最初に思いついた人はすごいな~と思います。
フルーツ洋酒漬けの嬉しい効果
フルーツ洋酒漬けを入れると美味しいのはもちろんですが、
他にどんな効果があるのでしょうか。
ここに書いておきたいと思います。
①風味が良くなり、美味しくなる。
ドライフルーツを洋酒漬けにすることで、ドライフルーツに芳醇な香りが移り、
シュトーレン全体の味わいを深くし、複雑にする。
②しっとり感。
パンにドライフルーツやナッツをそのまま加えると生地の水分を吸ってしまい、
パンがパサつきますが、ドライフルーツが洋酒をしっかり吸い込む事で、
焼きあがったシュトーレンもしっとりが長続きし、パサつきを防ぎます。
③保存性
アルコール度数の高い洋酒に漬け込む事で、アルコールの作用により保存性が高まります。
フルーツの洋酒漬けはシュトーレンを美味しく、
しっとりさせ、保存性を高める為に入れるのです。
フルーツ洋酒漬けを作る時期
ここまでで、シュトーレンにはフルーツ洋酒漬けが欠かせない事がわかってきましたが、
では、いつから作ればいいの?問題。
これは結論から言うと、人それぞれです。
その年のクリスマスが終わるとすぐに翌年のフルーツ洋酒漬けを仕込む人もいれば、
ほとんど漬け込まないようなレシピも見かけます。
好みで良いと思いますが、フルーツ洋酒漬けの嬉しい効果を得るには、
一定期間は漬け込んだ方が良いと言えます。
フルーツ洋酒漬け|umeno流
umenoのフルーツ洋酒漬けは、、
詳しくはレッスンでお話ししたいと思いますが、
ポイントは
①家庭で作りやすい量
②時間と材料の節約
この2点です♪
お店じゃないので沢山は必要ない。
何本作りたいかあらかじめ決めて、それに合わせて仕込めるレシピにしています。
又、長期で漬け込むと美味しいとは思うのですがそうなると、結構な量の洋酒が必要になります。
これも家庭で作るにはあまり現実的ではありません。
時間と材料を節約できる美味しくて嬉しいレシピになっています。
レシピには細かく材料とグラムの表記はありますが、
嫌いなものがあれば抜いて、入れたいフルーツがあれば入れて家庭の味を作り出すのも
また楽しい作業です。
ベースのレシピがあればアレンジも可能です。
まとめ
いかがでしたか?
是非、王道のシュトーレン作りをお楽しみいただけたら嬉しいな~と思います♪
シュトーレンの生地作りに関しては、レシピ通り作っていただきたいですが、
フルーツ洋酒漬けは家庭の味でいいのです。(ポイントはあるのでレッスンでお伝えします。)
この組み合わせがベスト!が決まったら、来年も作れるようにメモをお忘れなくです!
そんなオリジナルのシュトーレン作りが出来たら、もっと楽しくなると思います!


