ホシノ天然酵母について
どんな酵母?
「ウメの」ではパン作りに欠かせない発酵に『ホシノ天然酵母パン種』を使っています。
ホシノ天然酵母とは、昭和26年にホシノ天然酵母の創始者、星野晶氏によって発見された
お米由来の酵母菌です。
日本古来の醸造技術を応用し、国産の小麦、米、麹、水と共に添加物を一切使わず、ゆっくりと培養された酵母種です。
この酵母を使うと、酒粕の様な甘い香りと熟成された旨みが感じられる、しっとりもっちりとした食感のとても美味しいパンが焼きあがります。
私は20年以上この酵母を使っていますが美味しさ、手軽さのバランスがとても良い酵母だと
思っています。
たまに別の酵母に浮気することもあるのですがやっぱりここに戻ってきます。
ホシノ天然酵母と和の食材、季節の美味しいものを使い「ウメの」らしいパンをお伝えします。

こちらの酵母を使いゆっくり時間をかけて発酵させる事で生地はしっとり、
もっちりと味わい深く とても香りの良いパンが焼きあがります。
また、小麦の甘味や風味をしっかり引き出すのでお砂糖やバターが少な目でも美味しいパンが焼きあがるのはこの酵母の素晴らしい所だな~と思います。
(もちろんリッチな生地にも使えます♪)私はいつも500g入りの物を購入していますが50g×5袋の
小分けされたものもあるので最初はそちらがおすすめです。保存は冷蔵庫へ入れてくださいね!

開封すると写真のような顆粒状の物が入っています。こちらはそのままでは使えません。酵母は眠っている状態です。ここから酵母を目覚めさせる作業を「生種起こし」と言います。難しく聞こえますが、いわゆる自家製酵母のような難しさはありませんので安心してください♪
基本ほったらかしです。ただ、寒い時期などは中々起きてくれません。
(人間と一緒です!)
酵母の気持ちになって生種起こしを行ってみてくださいね!