ホシノ天然酵母歴20年のウメのが教えるホシノ天然酵母生種起こし!

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パン作り

ホシノ天然酵母生種起こし(実践編)

ホシノ天然酵母生種起こし(知識編)をお読みいただいたら
次は実際に起こしてみましょう!

道具は清潔に!

まず何より一番大切な事。使う道具を清潔に!
私は毎回、全ての道具に熱湯をかけて自然乾燥させてから使うようにしています。
少し水気があるようなら布巾ではなくキッチンペーパーなどで拭き取ります。

道具の準備が整ったらまずボールに水を計量し、30度位に温めます。
(私はレンジで温めています。)
酵母を起こす容器に温度調整した水を入れ、その中にホシノ天然酵母を入れていきます。
酵母1に対して水は2です。あまりに少ない量だと安定しないので酵母は50g位を最低量だと思っていただくといいと思います。
容器も少し余裕のあるサイズの物を準備してくださいね。

酵母と水を良くかき混ぜます。最初は上の写真のようなシャバシャバした状態です。
ある程度混ざり少し置くと、、

酵母が水分を吸って「おから状」になります。
このような状態になったら容器の周りをきれいにして酵母が起きてくれるのを待ちます♪

室温で起こせる時期は隣に温度計と時間のメモを残しておくと安心です。
28度の環境で24時間。たまにどんな変化が起きているのか観察してあげてください。
自由研究みたいで楽しいですよ♪

酵母が完成したら冷蔵庫に入れやすいサイズの容器に変えて(こちらも熱湯消毒済)
起こした日付を書いておきましょう。

元気な酵母の完成です!

完成の見極めは味、香り、見た目。
(ピリッとした苦み、酒粕の様な香り、表面の気泡は少し落ち着きます。)
良く観察してくださいね!
出来上がったら蓋は緩めに閉めて冷蔵庫で保管しましょう。

ホシノ天然酵母は温度、時間をしっかり守っていただければ大失敗することは少ないです。
慣れてくると室温が低くても時間を長くすれば起こす事は出来ますが
最初は起こしやすい時期に始めるか、ヨーグルトメーカーなどの機械を使うか
なるべく一番最初は良いイメージで初めて欲しいな~と思います。
美味しい酵母が出来たら必ず美味しいパンが焼けるので!
ホシノ天然酵母パン作りを楽しみましょう♪

この記事の著者

ume_no

1977年8月30日生まれ。幼い頃から何かを作る事が大好きで、働きながら数年間通ったレコールバンタンでパン作りに触れ、その面白さの虜になりました。卒業後も様々な教室でパン作りを学び、
天然酵母パン教室yuchipanを経て,
お米由来の酵母と和食材を使ったパン教室『 ウメの』を開業し現在に至る。

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