パン作り基本の技術「棒伸ばし」をマスターしよう!

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パン作り

パン作りの基本!【棒伸ばし】

パン作りの基本はとても大切!

皆様はパン作りの工程で苦手なものはありますか?
私は長らく生地を伸ばす作業が苦手でした(汗)
どうしても太さも揃わず、生地が縮んで言う事をきかない、、
おそらく同じように苦手意識のある方は、多いのではないかと思います。
でも、この「伸ばす」=「棒伸ばし」作業が上手く出来るようになると、
一気に作れるパンの幅が広がります!

何から始めればいい?

では、棒伸ばしが上手に出来るようになるには、どんなパンを作ればいいのでしょう?
私のおすすめは「ヴィエノワ」
ウメの11月の復習レッスンメニューでしたね♪

実は、このヴィエノワと言うパンは基本が詰まったパンなんです。
棒伸ばし、バゲット成形、クープと沢山の基本要素を練習出来るパンなんです。
私も定期的に焼くようにしています♪
簡単なパンのレシピも魅力的ですが、本当にパン作りが上手になりたいと思ったら、
このようなクラッシックなパンをしっかり焼けるようになる事が大切だと、
私は思っています。

「棒伸ばし」ポイント!

レッスンでは度々、お伝えしていますが
成形は分割から始まっている!
ここをいつも心にとめておくといいと思います。
綺麗な棒伸ばしをしたいなら、いつもと同じように分割をしていてはいけません。
成形しやすい形で分割し形を整えて、ベンチタイムを取ることが重要です。

あとはもちろん伸ばす際も大切なポイントがあります。
それは、伸ばしたいからと言って引っ張らない事。
生地は無理に引っ張ると反対に縮んでしまいます。
少しゆったりした気持ちで生地を休ませ、緩ませながら、伸ばしていきます。

綺麗に伸びた生地は張りがあり、焼き上げた際も変なシワなど出ないで、
とても美しく焼きあがります。

と、文章にするのは簡単ですが、実際やってみると
頭でわかっていても手が動かない事も多いです。
でもパン作りはやみくもに頑張るよりある程度の理論を頭に入れて練習を続けると、
急に腑に落ちる瞬間があるんです!
簡単に教えてもらうと簡単に忘れてしまいます(笑)
自分の頭で考えて、手を動かし、習得した技術は絶対に忘れません!
そう思って私も日々、パンの勉強と技術を身につけています。

ヴィエノワの次に焼いて欲しいパン

いきなり長く伸ばすのはハードルが高いので、
まずは、ヴィエノワがおすすめ!
自信が付いたら次に挑戦して欲しいパンは

「ツオップ」!

長く伸ばした生地を編み込むパンです。
編み込む事で独特の食感のパンになります。

後はクリスマスの時期におススメの
「リースパン」!

こちらは昨年のレッスンメニューでした。
上手く編めるかな?と心配される方が多いこちらのパン。
編む事自体は規則的に編むだけなので簡単です。
それよりこちらもやっぱり棒伸ばしです!
食べても美味しい、飾っても可愛いリースパンです♪

最後に、これが出来ればもう完璧!

「プレッツェル」
こちらも数年前のレッスンメニューでした。
このプレッツェル何が難しいかと言うと配合的に伸びにくい!
どちらかと言うと油脂がしっかり入った生地の方が伸びやすいので、
そういった意味でこちらの生地は難しい。
後は、生地量が少なくてだんだん細くしていくなど、
伸ばしながら力の調整も必要になってくるのです。

このように自分が克服したいものがあるなら、
どんな事に気を付けてどんなパンを、どのようにステップアップしながら焼いていくか。
が大切です。上達への道は中々険しいですが、
私はパン作りは一生続けることができる趣味だと思っています。
そんな風に考えて、ゆっくりひとつずつ着実に上達していきましょう!

まとめ

パン作り基本の技術
棒伸ばしは簡単ではありません。
でもこれが出来るようになると憧れのパンが沢山焼けるようになります!

いきなり難易度高めのパンにトライせず、簡単なものから入り、
少しずつステップアップしてみてください。

この記事の著者

ume_no

1977年8月生まれ。幼い頃から何かを作る事が大好きで、働きながら数年間通ったレコールバンタンでパン作りに触れ、その面白さの虜になりました。卒業後も様々な教室でパン作りを学び、
天然酵母パン教室yuchipanを経て,
お米由来の酵母と和食材を使ったパン教室『 ウメの』を開業し現在に至る。

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