パン作りおすすめオーブン|オーブンキックが重要!

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パン作り おすすめオーブン!|ポイント解説

あなたのお家にはどんなオーブンがありますか?

【あなたのお家にはどんなオーブンがありますか?】

まず、こちらを必ず確認しましょう!
オーブンと言われるものがあれば、とりあえずパンは焼けます。
ただし、どんなパンでも焼けるわけではありません。
今あるオーブンを使いパン作りをしようと思っているなら
まずは、そのオーブンがどんな子か知る必要があるのです。
何が出来て、何が出来ないか。得意、不得意を知りましょう!

オーブンの種類は?

オーブンは大きく分けて電気オーブンとガスオーブンに分かれます。
「ウメの」でも今は電気オーブンのみですが、少し前は
電気、ガス両方使っていました。

東芝の石窯ドーム

リンナイのガスオーブン

お教室を始めた頃、ガスオーブンに強い憧れがあり、
何とか賃貸でも使える方法を調べて導入しました。

現在、電気オーブンは全部で3台ありますが、
2台が東芝石窯ドーム、後はビルトインでPanasonicのオーブンがあります。

それぞれにメリット、デメリットがあるので解説したいと思います。

ガスオーブン

ガスオーブンが得意な事。
予熱が早く、しっかり温度が出て生地を詰め詰めに入れても
しっかり全部焼ける事!
300℃まで上がるのも数分です。しかも庫内温度もかなり正確。

後は、モデルチェンジがほとんどないので壊れても安心。
と言っても10年近く使っても一度も不調はありませんでした。
今はお友達のカフェで第二の人生を送っていて、まだまだ現役です!
私が購入した頃は、電気オーブンがそこまで高くなかったので
ガスオーブンはとても高価な買い物で「えいっ!」とかなりの覚悟で
購入しました。
安くはなかったけど十分働いてくれました。

そんな優秀なガスオーブンですが、できない事もあります。
それはスチームが出ない事。
パン作りをしていると、必ず憧れる「バゲット」や「カンパーニュ」
これらはスチームをかけてあのカッコイイ「クープ」を開かせるのですが、
ガスオーブンにはそれが難しいのです。
(少し手荒な方法や頑張れば焼けない事はないのですが個人的にはおすすめしません。)

ガスオーブンはパン作りに限ってですが、
食パン、菓子パン、お惣菜パンなどは得意。
これらのパンを沢山焼くのも得意。
でもハードパンは苦手。

電気オーブン

電気オーブンが得意な事。
まずはどの家庭でも手軽に導入出来る。
コンセントにさせばすぐに使えます。
後は、スチーム機能がある事。(注意:無いオーブンもあるので要確認)
こればっかりは霧吹きでは中々同じようにはいきません。

「ウメの」では東芝の石窯ドームを2台使っています。
石窯ドームを愛用する理由はスチームがしっかり出る事。
温度がしっかり出る事。この2点です。
他のメーカーでもこの2点がクリアできれば問題ありませんが、
外食をしても毎回同じものを食べる私。。
冒険できない、確実なものを購入したい派です。

私は温度が300℃まで出て過熱水蒸気焼成が出来るものであれば
最上位機種にはこだわりません。
パンを焼く事が目的であれば、型落ちで全く問題なしです。

電気オーブンはハードパンをはじめオールマイティにパン作りを
楽しめます。ただし温度と過熱水蒸気焼成は外せません。
ガスオーブンほどパワーは無いので一度に焼けるパンには限界があります。

結論|パン作りにおすすめオーブンはどちら?

色々なパンを焼きたいのであれば、やはり電気オーブンがおすすめです。
ただし、電気オーブンであればなんでもいいわけではありません。
温度がしっかり出るもの。(できれば300度まで出るものが望ましい。)
過熱水蒸気焼成が出来るもの。
この2点がクリアできれば最上位機種にはこだわらなくてOK!

特に温度が出ると言う点はとても重要です。
実際、パンを焼くのに300度で焼くパンなんてほとんどありません。
300度でパンを焼く為では無いのです。
パン焼きは最初の10分がとても大事。
その大事な10分、オーブンのドアを開けたり、
冷たい天板を入れると庫内温度は一気に下がります。
その時にパワーのあるオーブンならなるべく早く庫内温度を上げてくれるのです。
そこが大切なポイントなんです。

まとめ

良いオーブンがあれば焼けるパンの幅が広がるのは確かです。
ただし、それはしっかりとした生地作りが出来る事が大前提。

家庭製パンにおいて大切な事は家庭用オーブンで焼ける生地作りをすること。

良い生地が作れなくてはどんな良いオーブンを使っても意味がありません。
まずは、生地作りですね!

余談、あなたのオーブンは?

パン作りには欠かせないオーブン。
上を見ればきりがありませんが、
まずは家にあるオーブンを使ってみましょう!
下記を参考に作るパンを選んでみてくださいね。

オーブンの大きさは?
→小さめのオーブンの場合、
大きいサイズのパンを焼くのは難しいです。
オーブンに入るサイズで仕込みをしましょう。

最高温度は何度まで出ますか?
→低い温度までしか出ないようであればまずは、
火通りのいい、良く捏ねる小さめの柔らかいパンを焼きましょう。

過熱水蒸気焼成は出来る?
→高温が出るようであれば工夫次第でハードパンは焼けますが
いきなりバゲットなどの難題に挑戦しないでリュスティックなどから
始めるのがおすすめです。

この記事の著者

ume_no

1977年8月生まれ。幼い頃から何かを作る事が大好きで、働きながら数年間通ったレコールバンタンでパン作りに触れ、その面白さの虜になりました。卒業後も様々な教室でパン作りを学び、
天然酵母パン教室yuchipanを経て,
お米由来の酵母と和食材を使ったパン教室『 ウメの』を開業し現在に至る。

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