秋、冬のパン作り|季節の変わり目に気を付ける事
パンが作りやすい季節
これから天然酵母パン作りを始めたい!と思っている方。
実は、いつから始めるかも大切だと私は思っています。
もちろん、やりたい!と思った時で大丈夫なんですが、、
やっぱりパン教室を仕事にしている身としては、皆さまに失敗してほしくない。
ここはやはり強く思います。
私が思うベストシーズンは「春」ですが、その次におすすめの季節は「秋」
なので、記事にしたいと思います。
まずは最初の一歩。
『成功しやすい、失敗しにくい時期にパン作りをスタートさせましょう!』
まずはホシノ天然酵母生種起こし
「ウメの」で使っているホシノ天然酵母は、まず種起こしをする必要があります。
これが最初の第一歩なんです。
これが出来ないと次に進めません。
真冬に生種起こしをする場合はどうしても
ヨーグルトメーカーや発酵機が必要になります。


これらはパン作りにハマってくると欲しくなる物なんですが、
これから始めよう!と言う時にあれこれ買い揃えるのは大変ですよね。
「ウメの」のパン作りに必要不可欠なホシノ天然酵母生種起こし。
室温で、容器と混ぜる物があれば出来る「春」又は、
まだ暖かい日がある「秋」がはじめ時!なんです♪
生種起こしが室温でスムーズに出来ると言う事はパンの味を決める
「一次発酵」もスムーズと言う事になります。
美味しいパンを作るにはとても大切な工程です。
(一次発酵の大切さはこちらで語っております。)
起きているかどうか分からない酵母で、もしかして入れ忘れた?
と心配になる位、うんともすんとも言わない膨らまないパン生地に心配することの無い
「春」又は「秋」からのパン作りおすすめしたいと思います!
秋、冬のパン作りで気を付ける事|発酵データーと乾燥
そろそろ、夏場は感じなかった、洗顔後の顔のつっぱりや、手の乾燥、
気になり始めていませんか?
自分自身が季節の移り変わりを感じ始めたら
パン生地の扱いや発酵スピードも変わると思っていただくと良いと思います。
私はレッスンスタートの時間に一次発酵をピタっと合わせる必要があるので
季節の変わり目には必ず発酵データーを取ります。
なんて面倒くさい事をしているんだ、、と思われるかもしれませんが、
室温や捏ね上げ温度、どのくらいの大きさで冷蔵便に入れて、
復温にどのくらいかかったか、などの情報をご自身の手帳などにメモ程度で大丈夫なので
書いておくと、とても役立ちます!
パン生地に自分の時間を取られるのではなく、
自分のライフスタイルに合わせてもらうのです!
それにはやはり、季節に合わせたデーターが必要なのです。
あとはもう一つ。
乾燥に気を付ける!
パン生地は乾燥が大敵です。
夏場は、湿気がたっぷりでしたので、逆に余分な水分を取りながら
成型したりしますが、秋冬は常に生地の乾燥を気にしてあげてください。
もし、乾燥したら霧吹きなどで潤いを与えてあげてくださいね。
乾燥してしまうと、成形しにくくなり。焼きあがったパンも固くなってしまいます。
まとめ
季節の変わり目、自分が変化を感じたら是非、パン生地にも注意してみてください。
基本的には人間が心地良いと思う環境がパンにも良いと思っておくといいです。
これからもパン作りをやっていこう!と思うには、まずは成功体験!
あえて作りにくい季節に始めるより、人間もパン生地も心地よい季節に是非、
パン作りを楽しみましょう!
余談
私がパン作りを始めた頃は、本当に「趣味」と言う感じでした。
でも今は、、美味しくて材料にこだわったパンを好きなだけ買おうと思うと
レジでびっくりする事になります(汗)
家族分となるともう大変。。
私もパン屋さんが好きなので買いに行きますが、
夫には内緒で食べています(笑)
パンは毎日の暮らしになくてはならないもの。
買う楽しみに加えて作る楽しみも皆様に知っていただきたい♪
自分で選んだ材料で、しかも天然酵母でパンが作れたら、、
この秋「天然酵母パン作り」始めてみませんか?
まずは、少ない道具と材料でシンプルなパンから。


(一つの生地から色んな種類のパンを焼き上げるのもまた楽しい♪)

