ウメのが教える!あると便利な生種起こしグッズ3選!

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パン作り

ホシノ天然酵母生種起こし(知識編、あると便利なもの)

ホシノ天然酵母は買ってきた状態では使えません。酵母はまだ眠っているので
ここから「生種起こし」と言う作業を行います。ぬるま湯(約30度)と混ぜて28度の環境で
24時間置きます。インスタントドライイーストのようにすぐには使えませんが、
「酵母を増やして育てている」と考えると、とても愛おしい気持ちになります♪

夏場の室温が28度位ある時期であれば何も考えずその辺に置いておけばいのですが寒い時期は
ヨーグルトメーカーがあるととても便利です。

左:TANIKAヨーグルティア
右:アイリスオーヤマヨーグルトメーカー

どちらもヨーグルトや甘酒などを作る機械ですが温度調整が出来るので酵母起こしにも使えます。
室温が28度より少し低い位なら時間を長めに置いて作る事も可能ですが、
寒い冬の時期はやはり何か機械を使うとストレス無く確実に出来るのでおすすめです。
ヨーグルトメーカーの他にもホームベーカリーに生種起こし機能が付いている物もあるので
お持ちの方は一度確認してみるといいかもしれません。
後はもちろん発酵器でも。写真の発酵器は24時間タイマーがセット出来るタイプの物なので
便利です。

発酵器

いきなり色々買いそろえるのはちょっと、、と言う方は室温で起こせる季節にチャレンジしていただくか、発泡スチロール+カイロなどアナログな方法で起こすことも出来ます。
その場合は必ず温度チェックをお忘れなくです。

一度起こした酵母は蓋を緩めに閉めて(酵母は生きているので酸素が必要です。)
冷蔵庫の温度変化が少ない場所に置いてあげてください。
こまめにかき混ぜたりする必要はありませんが私は最近パン焼けてないな~と思ったら、
少し混ぜてあげています。
使う時は必ず良く混ぜて滑らかな状態にしてから計量してくださいね。
(混ぜたり、計量するスプーンは清潔なものを使います。)

出来上がった生種は7日~10日で使い切る。と袋の裏には書いていますが
私は一ヶ月は使っています。(ただ、正しくは7~10日です!)

自分で起こした酵母で初めてパンを焼いた時は「これが天然酵母パン!」と感激したのを今でも覚えています。
簡単、手軽、時短と言うものからはかけ離れているけどひと手間かけるパン作りもとっても楽しいものです。是非チャレンジしてみてください。

この記事の著者

ume_no

1977年8月30日生まれ。幼い頃から何かを作る事が大好きで、働きながら数年間通ったレコールバンタンでパン作りに触れ、その面白さの虜になりました。卒業後も様々な教室でパン作りを学び、
天然酵母パン教室yuchipanを経て,
お米由来の酵母と和食材を使ったパン教室『 ウメの』を開業し現在に至る。

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